ライター必須スキル!構成とリサーチを軽視しちゃいけない理由

「ライターになるぞを決めたら何をするか。絶対におすすめしないのは「ブログ」と「奴隷記事」。趣味の延長にプロの仕事はありません、文字単価1円以下の仕事専門ならやらないほうがいい。ここでは、生き残るライターに絶対必要なスキル「構成」と「リサーチ」についてお話します。

ほぼ全員つまづく「構成」

ライターの仕事は記事を作ること。Webライターの数が増えるにともない「文章だけ」の案件も増えていますが、部分作業の案件はおしなべて低単価、文字単価1円以下も珍しくありません。そんなパーツ作成係をライターの仕事だと思って進んでしまうと、いざ記事作成!という段階で100%つまずきます。

何千件「文章だけ」の案件をこなしても構成力はつきません。記事に必要なのは「情報がスムーズに流れてくる構成」ですので、パーツだけ作っても流れを組み立てられないと意味がないのです。

「構成力不足」は初心者だけではありません。文字単価が2,3円と上がってきて「さあ、これから」という段階で成長が止まる人は、ほぼ全員「構成」に問題があります。型にはめるとか簡単な構成はできても、少し複雑になるだけで対応できない、どこにでもある記事しか書けない、壁を感じて初めて構成の大切さに気付く人は非常に多いです。

文章で構成不足は補えない

記事が書けないのは文章力がないから、これは間違いです。記事が崩壊するほど文章力がないひとはそもそもライターを目指さないし、奴隷記事さえ受注できないでしょう。初心者時代にうっかり受注してしまった奴隷案件や作業案件で、構成を立てずひたすら文章だけ書いてきたツケが「書けない」最大の原因です。

自慢の文章力でカバーと考える人がいるかもしれません。しかし、どれだけ文章がうまくても崩れてしまった構成をカバーすることはできません。「文章は上手いんだけど結局何いってるのかわかんない記事」が完成するだけです。

構成と文章はまったく別モノ。記事の目的を達成するためにどう流れを作り、情報を取捨選択して配置するのか「構成」とは考えること

構成力が勝敗を分ける「リサーチ」

記事のすべてを決める「構成」はリサーチの効率化に直結しています。リサーチが下手な人は、恐ろしく少ない情報しか集められないか、ムダな情報を大量に集め続ける、とにかく的を射ていないものです。

何のために、どんな情報が必要なのか、これを明確にして進めないとリサーチは永遠に終わりません。このとき必要な「リサーチ目的」を定めてくれるのが「構成」です。構成が盤石であるほど必要情報が明確になり、リサーチも進めやすくなります。

構成を立てずにリサーチしながら書く「ながら書き」で書かれた記事が低質なのはこのため。ながら書きは全体の流れよりも執筆中に見つけた情報に引っ張られやすく、軸がブレやすくなります。書きながら「私、何書いてるんだっけ?」と迷う人はほぼ、構成を立てていません。

構成とリサーチは同時に学ぶ

構成=記事
記事を作るうえで文章を書くのは最後の最後の作業、構成やリサーチで記事の良しあしはほぼ決まっています。初心者ほど文章力を気にしますが、書けないのは情報不足が大きな理由で、それは構成&リサーチ不足によるものです。この2つを軽視して先に進むことはできません。

学ぶときは構成とリサーチを同時に学ぶと効率的です。記事を作るときはリサーチ→構成→リサーチのように両者が交錯します。まずは「正しい手順」を確認し、実際に記事を作るときに実践しながら身につけていきます。記事の目的を明確にし、それに合わせて組み立て、情報を集め、取捨選択する。ヨコに広いリサーチで終わらないよう、都度構成を確認しながら進めることも忘れないでください。

上位表示記事の見出しや情報を集めるといった「まねっこ記事」は早く卒業すること。
自分の記事は自分で作る、それがライターの仕事です。

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