確認しよう!大見出し・中見出し・小見出しの役割と書き方

なんとなく使っている人も多い「見出し」。フォントサイズが違う!ではなくてh1-h6それぞれのタグにはちゃんと役割があります。記事の仕上がりも左右する大切なポイントですので、しっかり確認しておきましょう。
普段タグは書かないというライターさんも、役割を知っておくだけで構成が立てやすくなりますよ。

1.記事の顔!「大見出し」

大見出し(h1タグ)は、タイトルやテーマを示します。
記事のタイトルは読者とのファーストコンタクト、記事の内容が伝わるようキーワードをしっかり入れ込みましょう。

◆h1使用回数:1つのページに1回だけ使用
◆キーワード:できれば全部いれる
◆句読点はなるべく使わない(例外あり)
◆適正文字数:20-34文字程度*長すぎると見切れます。

*titleタグと役割が似ていますが両者の違いはユーザーからの「見え方」、
同じ内容でもSEO効果はほとんど変わりません。

*最近は句読点を使ったり文字数が多いタイトルが増えています。記事の目的やレイアウトに合わせて対応してください。

2.読者の理解度を左右する「中見出し」

中見出し(h2タグ)は章を示します、もくじにも使いますね。
中見出しだけを流し見して「読むか読まないか」を判断する人も多いので、
雑多な印象にならないよう粒度を揃えましょう。
本文の内容を端的にまとめ、読者が「読みたい!」と思うような表現にすることが大切です。

◆使用回数:1つのページに何回使ってもOK
◆キーワード:1つは必ずいれる
◆適正文字数:最大25文字程度*長すぎるとくどいです。

3.中見出しは書き方を揃える

「中見出し」の書き方で記事の印象は大きく変わります。
文章形式、体言止め、書き方はいろいろありますが、ゴチャゴチャと混ぜないよう注意してください。スッキリと揃ったもくじは読みやすく各章の内容を瞬時に捉えることができます。

体言止めor文章?内容に合わせて文字数を調整

h2はもくじにも使われる部分、章の内容を端的に表現するのがベストですが、最近では文章風の見出しも増えています。ここでは使い分けをご紹介!

◆章の役割が明確なとき
最大25文字程度、とにかく簡潔にスッキリと。
手順説明や説明記事で各章内で話が完結している場合は、簡潔な見出しで内容を瞬時に把握できるようにしましょう。読者は情報を見つけやすく、書き手も書きやすくなります。
◆後続章まで流れが続いているとき
長くてもよし!レイアウトが許せば25文字超えてもOK
物語のような展開や取材記事に多い”前後章のつながりが深い”記事では、スパスパ短い見出しにすると流れを切ってしまいます。見出しも流れの一部と捉えると、文字数多めになるのもわかりますね。

h2は記事の雰囲気を左右するポイント、内容に合わせて調整しましょう。無理やり統一する必要はありませんが、文字数や止め方など「粒度を揃える」を意識してください。

4.使い過ぎに注意!「小見出し」

小見出し(h3-h6タグ)は中見出し(h2)の内容をさらに詳しく説明するときに使います。
【例】絶対行きたい!イタリアの世界遺産(h2)
・コロッセオ(h3)
・ポンペイ(h3)
・バチカン市国(h3)

項目や階層を増やしすぎると読みづらくなります、文章量が多すぎるなと感じたらh2で分けましょう。

◆使用回数:1つのページに何回使ってもOK
◆キーワード:なるべくいれる

*h5、h6は表示時にデザインが崩れることがあるため、あまり使用しないようにしましょう。

5.タグの順序は入れ替えない

SEOの観点からもタグは小さい数字から順序よく使いましょう。
順序を入れ替えてしまうと、それぞれの役割が効果的に機能しなくなってしまいます。
〇h2→h3 ✖h3→h2

「数字が小さいほど記事にとって重要なもの」と覚えておくとよいですよ。


区切りなくダラダラ続く文章だと読者は疲れてしまいます。それぞれの見出しを効果的に使うと、内容がスッキリ整理されてわかりやすい記事に仕上がります。
SEO対策だけでなく「読みやすさ」にも効果的な「見出し」上手に使って魅力的な記事にしましょう。

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