スグできる!同じ文末・表現の連続使用を解決する解決策3つ

「ですです」「ますます」同じ文末の連続はライティング修正ポイントNo.1。わかっちゃいるけどヤメラレナイ「同じ表現の連続」は意外なほどシンプルな方法で解消できます。今回はかんたんな3つの解消策をご紹介します、キーワードの入れ込み方に悩んでいる人もぜひお試しください。

1.動詞→名詞にする

「ですです」「ますます」どうしてもやってしまう同じ文末の連続。
3回で即アウト、2回でもダメというクライアントも多い「ほぼ禁止」事項ですが、気にし過ぎると筆が進まないし、完成後に直そうとするとかなりメンドクサイ……そんなときは「動詞→名詞」で対応しましょう。

やり方はすごくかんたん、所要時間わずか3秒です。たとえば紹介・ハウツー記事で頻発する「できます」なら「可能です」にするだけ。記事完成後でも楽に対応できます。

・にんにくは冷凍保存できます
・にんにくは冷凍保存可能です

「ですです・ますます問題」も一緒に解決!もちろん「名詞→動詞」もOKです。

2.文章パーツを入れ替える

キーワード指定案件の悩みで多いのが、同じ書き出しが続いてしまうこと。何回も入れ込もうと頑張るほど「キーワードは~」「キーワードが~」と「キーワード=主語」の書きだしが連続しがちです。単調な文章が続くと読者は楽しくないですし、内容が薄く感じてしまいます。

「同じ書き出し&同じ文末」の連続解消に効果的なのが「文章パーツの入れ替え」。「頭動けば尾も変わる」ならぬ「頭変われば尾も変わる」ということです。

1.PREP法は結論を先に伝えるライティング方法です。
2.結論を先に伝えるライティング方法はPREP法です。
ー ”PREP法を”主語(1)述語(2)にした単調な文章、文末に広がりがありません。
↓主語と述語ではなく”PREP法”を目的語にすると……
・結論を先に伝えたいときはPREP法を使うと書きやすくなります。

単調な2文をくっつけると修飾語など文章に含まれる他のパーツも変わるため、内容がぐっと濃くなります。ダメだ、何の表現も浮かばない……ときは、類義語や対義語を調べてみましょう。ひとつの単語からつながる言葉の展開は想像以上に広いもの、きっと驚きますよ。

3.提案・疑問文を加える

書き換えまくってもどうしてもダメなときは「文章を加える」これに頼りましょう。できるだけ前後のつながりを崩さずに何か加えるときにおススメなのは「提案文」「疑問文」です。

多くのweb記事(とくに受注案件)は「紹介」「説明」で構成されています。どんな「紹介・説明」にも共通する話題といえば「提案・疑問」です。単調な説明が続く中のポイントとして1文加えると抑揚がつき流れの良い記事に仕上がります。

読者は何か情報が欲しくて記事を読みます、その裏には「困っていること」が必ずあるハズ。旅行ガイドなら旅先の情報不足に少なからず悩んでいるし、PCトラブル解決策はいうまでもなくトラブル中……それを上手く反映させましょう。

前後の文章を確認し「提案や疑問」につながりそうな内容を拾い上げて文章にしてしまいます。文中から情報を得るため新たにリサーチする必要はありません。

・旅行ガイド(連日の過ごし方説明で単調な文章が続く場合)
→最終日は思いっきり素敵な思い出を作りませんか?
*最終日は2日目でも3日目でもOK、何日目でもつながりは不自然になりません。
・PCトラブル(ひたすら手順説明が続く場合)
→○○の動作確認をしてください、正常に動いていますか?

「体言止め」も有効な手段のひとつですが、使用箇所を間違えると手抜き感」が漂うだけですので注意しましょう。

完成後でもあきらめない

記事を書き終えてから「ヤバイ、連続してる」と気づくこともあります。苦労して書き上げた記事に手を加えるのは忍びない……というよりメンドクサイ!ですが、あきらめてはいけません。

今回ご紹介した方法はどれもシンプルなもの、大幅な修正作業も必要ないので完成後でも十分に対応できます。「まあいいか」と納品してしまうのは絶対ダメです。しっかりチェック&修正してくださいね。

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