ちょっと真面目なお話を。コロナ禍で迎える新年度は在宅ワーク環境が大きく変化します。
真っ先に影響を受けると思われるのがwebライター。実力のないライターは容赦なく淘汰されていきます。今のうちに対策をたてておきましょう。
一気に流入する学生と求職者
まず、新規参入者が増えます。
・契約社員・派遣社員の雇い止め
ハローワーク相談員たちの「年度末一斉雇い止め」のニュースが話題になりましたが、
年度末には契約終了または更新されない契約社員や派遣社員が大量発生、
雇用情勢は厳しく、そのまま失業してしまう人も相当数予想されます。
・主婦・学生のバイト難民
パートやバイトの定番だった「飲食」「イベント」「スーパー」など接客系求人は激減中、
期待の星だった東京オリンピックの開催に関係なく、業界の回復には膨大な時間を要するでしょう。
働きたくても働けない、手元にPC・スマホはある、
そんな彼らがネットの世界に”職”を求めるとしたら……
もう、おわかりですよね。
とりあえず、webライティングから
新規参入者が「在宅ワークを選ぶ条件」といえば、
・自宅でできる
・すぐお金になる
・簡単にできる
シンプルにあげるとこの3つ。
手始めに「メルカリ」で断捨離してみたり「せどり」にチャレンジしたりするでしょう、
しかし十分な収益を得るには「元手」が必要ですし、梱包配送は正直めんどくさい、
不用品を売り切ったら終了です。
儲かる系の王道「Youtube」「ブログアフィリ」は収益化まで時間がかかりますし、
人気の「プログラミング」「動画編集」はある程度PCに慣れていないと見向きもしません。
それに比べ、場所を選ばず、即報酬確定、スマホでもスタートできるライティングは
「在宅・カンタン・即収入」の三拍子揃った理想の在宅ワーク、
どれだけの人数が残るかは別として、まずはここから、になるのは必然ですよね。
実力なき者は淘汰される世界
【アンケート単価が下がる】
参加者が増えると低単価でも受注する人が増えるので、アンケート単価は下がるでしょう。
チリツモでお小遣い稼ぎしていた人は、これまでのようなペースでは稼げなくなります。
今のうちにアンケートから卒業して、ライティングスキルをつけておくべきです。
【継続案件が増える】
書けないライターが増えると、発注者は選定作業に追われる日々になります。
募集をかけても大半が低レベル記事という状態が続くと、ほとほと疲れてしまうので、
能力のあるライターを確保したほうが早い、ということになります。
せっかく見つけたライターは手放したくないので、
案件数を増やす、報酬アップなどなんとか継続してもらおうとするでしょう。
レベル別 今のうちに進めること
【中級者~ライター活動中の人】
・ポートフォリオを充実させる
・クライアントへアピールする
すでに案件受注中のライターさんは、今のうちにクライアントへのアピールを強化、
別ジャンルの提案や受注数を増やすなど、自分の価値をしっかり伝えることが大切です。
単発で受けている場合は、この機会に継続の提案を。
【初心者、アンケート族】
・構成・文章の書き方を習得する
・長文に慣れる
アンケート族や初心者ライターさんは、スキルアップが必須です。
少しでも新参者との差を作っておく、ライターとしての知識と経験を積んでおくこと。
webライティングには型があり、それを知るだけでもかなり効率良く進めることができますが、
中身も鍛えること、「型にはめる文章」がしっかりしていないと意味がありません。
無駄に書きまくるのではなく自分のレベルを把握して適切に学ぶことが必要です。
先の見えないコロナ禍、自力で稼ぐワークスタイルはさらに拡大していきます。
競争は激しくなりますが、実力者への評価基準が上がるということを忘れてはなりません。
webライティングの需要は今後も続きます、しっかり対応していきましょう。